情報化社会となった今日、世界各国のニュースがリアルタイムに様々なメディアを飛び交っている。その大半は、今後の社会に対して希望ではなく、不安を感じさせるような事柄が多いのも確かである。
テレビ・インターネットなどで即得られるニュースを、その情報受信の手軽さゆえに何の疑いもせず受け入れる人が年々増えていることは周知の事実であり、それゆえに、フェイスtoフェイスのコミュニケーションで得られる情報を必要とせず、そのコミュニケーション自体をわずらわしいと感じる人が増えている社会は、健全なものとはいえない。
JCのめざす「明るく豊かな社会」とは、他人を思いやる気持ちに満ちた社会であり、そんな社会で生活できることへの安心感で満ちた社会ではないだろうか。その社会の実現に、フェイスtoフェイスのコミュニケーションは必須のものと考える。
教育分野を担当する当委員会として、ここ数年での事業で得られたものを無にすることなく継承しながら、フェイスtoフェイスのコミュニケーションをベースとした事業を展開していく。
「他人を思いやる気持ちに満ちた社会」へのアプローチとして、他人という定義を、隣人・仲間・そして未来の子孫という様々な角度から捉えたものとし、それを実感できる明確な教育的事業を行なう。
「そんな社会で生活できることへの安心感で満ちた社会」へのアプローチとして、この地域を想う様々な団体の存在やその活動、発信情報をJC運動を通して広く周知できるような教育的事業を展開していくことで、この地域に住めることの喜び、そしてこれからの社会への様々な希望を見出すことを目標とする。
- 事業名:10月 第一例会
- 教育分野において、この地域が明るい豊かな社会にどれだけ近づけたかを検証する。
- 事業名:松本JCエコロプラン 未来への贈り物
- 次世代のために何かを残そうとする長期視点にたったまちづくり運動を具体化した事業を行なうことで、経済・物質面における短絡的な価値観ではなく、精神的な価値観からの豊かさを実感する。
- 事業名:松本JC草の根応援隊
- この地域に住む人をはじめ、この地域を想い行動し、情報を発信している各種団体の方たちにも、JCという存在、そしてその運動があることで、よりこの地域に住むことへの安心感を感じてもらう。
- 事業名:未来への階 未来への扉
- 未来の社会人となる小・中・高校生に、大人になること、社会にでることへの希望を見出すきっかけをもたらす環境をJCとして、地域に提供する。
- 事業名:50周年事業及び、JCI・ASPAC長野大会の支援